この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第30章 【剣(KEN)~華のしずく~】 闇に喚ばれし者
―コロセ、コロセ。ニクンデコロセ。
 と、ふいに耳奥で不思議な声が響いた。
―コロセ、コロセ。
 浅太の身体がゆらりと揺れた。まるで操られているかのように、浅太がふらふらと歩き出す。その横顔は、何ものかに憑かれているようにも見えた。
「浅太兄ィ?」
 呼び止めようとした子どもの一人が訝しげな表情で浅太を見上げる。が、浅太は呼ばれていることに気づく様子もなく、長刀を元の場所に置くと、おぼつかない足取りで本堂を出ていった。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ