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華のしずく~あなた色に染められて~
第3章 【華のしずく】~夏雷~
「あい判った」
 信成が力強く頷き、袴の裾を蹴立てるようにして大広間へ向かう。その後を貞親が慌てて小走りに従った。
 珠々はその場に一人残され、所在なげに天守に佇んだ。
―どうか、石榴の樹よ。お館様をお守りして。
 いつしか、珠々は今も自分の部屋に飾っているあの掛け軸のことを思い出していた。
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