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華のしずく~あなた色に染められて~
第4章 【華のしずく】~試練~
 使者は信成の引き止めるのも辞退して、早朝には自国へ向けて発ったという。むろん、信成からの返書を携えてのことではあるが、一体、秀吉が何を言ってきたのか、珠々は不安でならなかった。ゆえに、今も石榴の掛け軸に向かって、懸命に祈っていたのだ。楓がこの絵を持ってきて以来、珠々は床の間に飾り朝夕に香をたき、伏し拝むのが日課となった。いわば、この掛け軸が持仏代わりでもあった。
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