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華のしずく~あなた色に染められて~
第4章 【華のしずく】~試練~
 籠城するには、当座の食糧や水、万が一の敵の襲来に備えての武器の装備も怠りなくせねばならない。
「殿―!」
 信成無事帰城の知らせを受け、珠々は打ち掛けの裾を蹴るようにして良人の許へ駆けつけた。信成が出陣してから半月余り、日々石榴の掛け軸に良人の身の安全を願っていた珠々であった。
「何とも、情けなき有り様よ」
 半ば自嘲気味に力無い笑いを刻む信成に、珠々は激しく首を振った。
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