この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第4章 【華のしずく】~試練~
 声が、震えた。か細い肩を震わせる珠々を、信成はそっと抱き寄せた。珠々が顔を上げると、信成の唇がそっと額に触れた。
「そなたの涙は花の上におりた朝露のようだ。そなたが泣いているのを見ると、いつも雫に濡れた花びらを思い出してしまう」
 信成は限りなく優しい微笑を浮かべていた。
「お願いだから、泣いてくれるな。まるでわしが苛めているようではないか。そなたの泣き顔を見るのは、わしも辛い。最後には笑うた顔を見せてはくれぬか」
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ