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華のしずく~あなた色に染められて~
第7章 【雪の華~華のしずく~】二
 今のこの真冬の厳寒の季節に、柘榴の樹に実は見られない。しかし、柘榴のやや離れた場所に雪をうっすらと戴いた紅梅の樹と更に濃い桃色の美しい椿が白一色の清烈な風景の中、そこだけひときわ鮮やかに際立って眼を楽しませてくれている。
 徳姫は一人、縁に座って、見るとはなしに雪の庭を見ていた。凍てつくような真冬の大気も物ともせず、まるで心ここにあらずといった態(てい)で、庭に眼を向けている。
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