この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第8章 【雪の華~華のしずく】 三
「ほら、ここを開けると、庭が見渡せるのまで同じ」
 貞心院が立ち上がり、障子をパッと開け放つと、縁からは小さな庭が見えた。ただ違っているのは、縁を降りたすぐの場所の沓脱ぎ石(くつぬぎいし)の傍に小さなつくばいが置かれていることだった。苔むした石のつくばいの中には一輪の椿が無造作に水に活け込まれている。花は樹についているかのように、生き生きとみずみずしかった。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ