この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第8章 【雪の華~華のしずく】 三
 貞心院は、まさにあの椿の花のような女性であった。しんしんと絶え間なく降りしきる雪の中、それでも凛として頭(こうべ)を持ち上げ真っ直ぐに前を見つめている、そんな潔さが確かに貞心院には感じられた。恐らくは、彼女のその潔さが天下人秀吉の心を動かしたに相違ない。
 つくばいの中でも懸命に花を咲かせようとする椿、自分もまた、そんな存在でありたいと徳姫は切に願う。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ