この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第13章 【残菊~華のしずく~】一
「人質としての務めというのは―」
 五喜が小首を傾げる。十六の五喜は実際の年齢よりはいつも幼く見られる。当人はそれが何よりの悩みの種なのだ。時寿はそんな五喜の稚い表情を苦渋に満ちた表情で眺めた。
「有り体に申せば、側室としてお館様のお側近くにお仕えするということなのだ」
「え―」
 五喜の眼が驚きに見開かれた。
「そのようなお話、聞いてはおりませぬ。それに、時寿様、私は時治様と」
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ