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華のしずく~あなた色に染められて~
第17章 【夢のなか~華のしずく~】エピローグ(終章)―祈り―
―静かにして、今はミサの最中なの。
 ふと誰かの声が聞こえたような気がする。扉が軋みながら彼の背後で閉まろうとする瞬間、背後を振り返ってみても、しんと静まり返った堂内には誰もいなかった。
 秀吉は白い息を吐き、空を見上げる。
 灰色の天(そら)からは、白い雪が降りしきる。
真冬の風に穢れを知らぬ白い椿の花が微かに揺れる。
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