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華のしずく~あなた色に染められて~
第18章 【花紋~華のしずく~】 一
 麗子は初め、信斉の冷酷な仕打ちを恨めしく思った。しかし、月日が経つにつれて、次第に諦めにも似た空しさが心を占めるようになっていった。それに、良人の訪れがないのは考えようによっては、気楽に過ごせるということでもある。
 麗子は日がな一日、書に親しんだり琴を弾いたりして、淋しくなれば、庭へ出て小鳥たちを集め、共に刻を過ごした。その生活は京にいた頃と殆ど変わりなかった。
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