この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第19章 【花紋~華のしずく~】 二
 こうやって、大好きな場所に座って、その生命の終わりの日が来るのを待っている。
 麗子はずっと空を見ているけれど、時折、呼ばれれば、信斉を見つめることもある。しかし、視線を向けても、その眼には何も映らず、彼女は信斉を本当は見ていない。ゆえに、麗子を見る信斉の眼が哀しみに沈んでいるのを、彼女は気づいてはいない。
 その眼には深い憐憫と焦りの色があった。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ