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華のしずく~あなた色に染められて~
第19章 【花紋~華のしずく~】 二
「まるで、そなたの着ている打ち掛けの模様のようだな」
 信斉が水面で舞う花びらを眺めて呟いた。
 麗子は今日もお気に入りの紅いろの打ち掛けを着ている。あの、花紋の散った図柄の打ち掛けである。
「俺の傍にずっといてくれぬか」
 もう一度信斉が言い、麗子の顔を見た。
 麗子がかすかに頷く。
 先刻、目白のいた枝先を振り返ったが、もう愛らしい鳥の姿はそこにはない。
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