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華のしずく~あなた色に染められて~
第23章 【夕桜~華のしずく~】其の弐~夕桜~
 その翌日の朝のことである。昨日のように、庭越しの障子はすべて開けられていた。日中の陽差しははや初夏を思わせるようであったが、今はまだひんやりとした風が帰蝶の頬にかかる髪をそっと揺らして通り過ぎる。
 流石に花期の長いこの桜も既に散り始めている。時折吹く風にはらはらと白い花びらが舞い、落ちてゆく。
 帰蝶が居間で見るともなしに桜を眺めていると、侍女の茜がそっと背後から声をかけてきた。
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