この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華のしずく~あなた色に染められて~
第24章 【夕桜~華のしずく~】 其の参~山梔子(くちなし)の夜~ 
「そなたに何が判るというのだ?」
 突然、叫ぶように言った秀康を帰蝶は愕いて見た。
「そなたに俺の気持ちなど判らぬ! 人に愛されることに慣れた兄上といつも人から疎んじられた俺―、あの公正な誰に対しても隔てを置くことのなかった伯父上ですら、兄上と俺を見る眼は違っていた。兄上は、素直で愛らしく、いつも人の賞賛を集めて育ち、俺はひねくれた乱暴者で、大人から眉をひそめて冷たい眼で見られてきた。
/1234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ