この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
O……tout……o…
第1章 おとうと
14
「は…ふ…」
しんちゃんの舌先が、荒々しくわたしの唇の中で踊る様にうねる…
そして胸をドキドキと高鳴らせながら、無意識にその舌先に自らの舌先を絡めてしまう。
あ、あぁ…
すると、熱く、甘い、しんちゃんの唾液が中に溢れてきて、心が震えてきた。
「あ、あーちゃん……」
唇の隙間から、昂ぶる声音でわたしの名前を囁いてくる。
「……ぁ…ぁぁ…」
だが…
わたしは応えられない。
ゴロゴロッ、ドドーンッ…
再び、激しい震動を伴う雷鳴が鳴り響く。
「きゃ、ひぃっ…」
またビクっと震え、しがみついてしまう。
すると、それがしんちゃんへの合図の様にまたわたしを更にキツく抱き締めてきて、唇を吸ってくる…
「ぁ、ぁぁ…」
雷の恐怖と初めてのキスの高揚…
この抱き締められる、という抱擁の心地よい快感と安心感…
心の激しい高鳴りと昂ぶり…
そして…
ゴロゴロッ、ドドーンッ…
激しく続く雷鳴の響きがわたしの心の中まで鳴り響き…
パニックでは無いのだが、意識が跳んでいきそうになっていた…
「…ん………ぁ、ぁぁぁ………」
いや、一瞬…
意識が跳んだのかも…
翔んでしまったのかも…
しれない。
「…………ん………ぁ……ぁぁ…………ん……」
ふと気付くと…
いつの間にかわたしが下になり、優くんが上になって抱き締められていた。
「え?…」
そしてしんちゃんは、唇を離し、上からわたしをジッと見つめてくる。
「え、あ、し、しんちゃん…」
その見つめる目の熱さに…
ドキドキドキドキ…
心が激しく高鳴り…
ズキズキズキズキ…
胸の奥が、いや、違う…
おヘソの下の奥から、不思議な疼きの昂ぶりを感じてきていた。
それは、初めての不思議な感覚…
胸が高鳴り…
奥が疼き…
心がザワザワと騒いてくる。
「ぁ、あ、し、しんちゃん……」
「あ、あーちゃん……」
わたしたちは見つめ合って…
いや、お互いの目が離せなくなっていた。
ザーーー―ー…………
気付くと、いつの間にか雷鳴は遠退き、激しい夕立の雨音が鳴っていた。
あ…
すると、また、わたしの右脚の太腿辺りに、固く震え、熱い感触を感じてきたのだ。
え…
そしてソレは脈打ち、小さくブルブルと震え…
「は…ふ…」
しんちゃんの舌先が、荒々しくわたしの唇の中で踊る様にうねる…
そして胸をドキドキと高鳴らせながら、無意識にその舌先に自らの舌先を絡めてしまう。
あ、あぁ…
すると、熱く、甘い、しんちゃんの唾液が中に溢れてきて、心が震えてきた。
「あ、あーちゃん……」
唇の隙間から、昂ぶる声音でわたしの名前を囁いてくる。
「……ぁ…ぁぁ…」
だが…
わたしは応えられない。
ゴロゴロッ、ドドーンッ…
再び、激しい震動を伴う雷鳴が鳴り響く。
「きゃ、ひぃっ…」
またビクっと震え、しがみついてしまう。
すると、それがしんちゃんへの合図の様にまたわたしを更にキツく抱き締めてきて、唇を吸ってくる…
「ぁ、ぁぁ…」
雷の恐怖と初めてのキスの高揚…
この抱き締められる、という抱擁の心地よい快感と安心感…
心の激しい高鳴りと昂ぶり…
そして…
ゴロゴロッ、ドドーンッ…
激しく続く雷鳴の響きがわたしの心の中まで鳴り響き…
パニックでは無いのだが、意識が跳んでいきそうになっていた…
「…ん………ぁ、ぁぁぁ………」
いや、一瞬…
意識が跳んだのかも…
翔んでしまったのかも…
しれない。
「…………ん………ぁ……ぁぁ…………ん……」
ふと気付くと…
いつの間にかわたしが下になり、優くんが上になって抱き締められていた。
「え?…」
そしてしんちゃんは、唇を離し、上からわたしをジッと見つめてくる。
「え、あ、し、しんちゃん…」
その見つめる目の熱さに…
ドキドキドキドキ…
心が激しく高鳴り…
ズキズキズキズキ…
胸の奥が、いや、違う…
おヘソの下の奥から、不思議な疼きの昂ぶりを感じてきていた。
それは、初めての不思議な感覚…
胸が高鳴り…
奥が疼き…
心がザワザワと騒いてくる。
「ぁ、あ、し、しんちゃん……」
「あ、あーちゃん……」
わたしたちは見つめ合って…
いや、お互いの目が離せなくなっていた。
ザーーー―ー…………
気付くと、いつの間にか雷鳴は遠退き、激しい夕立の雨音が鳴っていた。
あ…
すると、また、わたしの右脚の太腿辺りに、固く震え、熱い感触を感じてきたのだ。
え…
そしてソレは脈打ち、小さくブルブルと震え…

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


