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エロ本を拾っただけなのに <女子高生・優香>
第32章 《白昼の奉仕と、目覚める視線》
隙間から覗き見た光景は、香代子の脳髄を激しく揺さぶった。
身重の娘が、熱に浮かされたような顔で男に奉仕している。そして何より、香代子の目を釘付けにしたのは、娘の口を塞ぐ、聡の凶暴なまでの「雄」の象徴だった。

(なんて……なんて大きくて、猛々しいの……)

夫との営みが無くなって久しい香代子にとって、それは暴力的なまでの生命力を見せつけられる光景だった。
かつて優香の部屋から漂ってきた、あの栗の花のような濃厚な男の匂いが、今まさに目の前で生み出されようとしている。
娘の夫であり、自分とほぼ同年代の男。その圧倒的な雄気を白昼堂々と見せつけられ、香代子の身体に異変が起きた。

(だめ……私、なんてことを……っ)

枯れ果てていたはずの自身の秘部が、トクン、トクンと熱い脈を打ち、下着をじわりと濡らしていくのを感じたのだ。
香代子は熱くなった頬を押さえ、持ってきたタッパーを抱きしめたまま、足音を忍ばせて逃げるように905号室を後にした。
ドアを閉めた後も、彼女の頭の中には、娘の口を凌辱する同年代の男の姿が、鮮烈に焼き付いて離れなかった。
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