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エロ本を拾っただけなのに <女子高生・優香>
第5章 《歪む蕾》
「んっ……んくっ……んんっ……っあ……あっ……」

どんなに我慢しても声が出てしまう。
オナニーとはこんなにも気持ち良いものかと、優香は驚いていた。

エロ本を手に入れてから、もうすぐ1ヶ月が経とうとしている。
最初はドキドキしながら読んでいただけの優香だったが、もうすっかり慣れた手つきで自分を慰めるようになっていた。

母親の帰りが遅いときなどは、大きな声を出してオナニーするようにもなっていた。

制服のスカートを腰まで捲り上げ、下着を太腿まで下ろす。
露わになった秘部は、期待ですでに愛液で濡れそぼっていた。

最初は恐る恐るだった指の動きも、今では自身の快楽のツボを正確に捉えている。

「くちゅ……ちゅぷ……」

指が出入りするたび、いやらしい水音が静かな部屋に響く。
写真の中の男根を想像し、それを自身の指に置き換えるようにして、硬く充血した突起を執拗に弄った。

恥ずかしい。けれど、その羞恥心が逆に興奮を煽る。
学校では真面目な優等生で通っている自分が、今はこんなにも乱れた姿で快楽を貪っているのだ。

「はっ……あ……ああぁっ、あっもうっ、うっ…あっ…ああっ」

(いつもより、感じちゃう…)

その理由ははっきりしていた。
新しく入手した雑誌にも、優香のお気に入りシーンが載っていたからである。

(凄く、きれい…)

初めて顔面射精を目の当たりにしたとき、とても信じられない光景だった。
しかし、何度も読み込むうちに、それはいつしか美しいと思える光景にかわっていた。

そしていつの日か訪れる自分の姿に重ね、激しく指を這わせる日々だった。

そんな憧れのシーンがさらに増えたのである。
興奮せずにはいられなかった。

ただ、そんな至福のときも母親の足音で台無しになってしまう。

「まだお風呂入らないの? あとは優香だけよ」

「わかってる~、もう少しで解き終わるから!」

(もうちょっとだったのに…)

何がもうちょっとなのか自分でもはっきりはわからなかったが、何かが自分の中で変わろうとしてるのははっきり感じていた。

(明日、帰ったらすぐにしよう)

明日は金曜日で、父も母も会社の付き合いとやらで遅くなると言っていた。

そのことだけを楽しみに、優香は鍵のかかった引き出しに2冊の宝物をしまい込んだ。
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