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2026 人質交換を託された女
第2章 大役
「いいか…無理はするなよ…」

急遽立ち上がった人質強盗事件の対策本部、彼らからの命令、それは人質の解放・交換という役目だった。所轄の女性捜査員を交渉役にする、つまり成功率が極めて低いことを意味していた。犯人グループは女性行員を人質に立て籠もっていた。監視カメラの電源が落とされ、中の情報が不足していた。そのため持久戦の可能性が高かった。

唾を飲みこみ、耳の中に差し込まれた小型イヤホンから聴こえる声に集中し、小声で「分かりました…」と頷く。

捜査本部からは現場の状況を把握するため、いくつかの装備が渡された。イヤホンは肩まで伸びる髪に隠れて見えないが、収音マイクにもなっており、現場の音声を対策本部に伝える。両耳に付けられたピアスは、外見は石に見えるが、中には超小型カメラが内蔵されていた。そして左手小指にはめたピンキーリングはGPSトラッキング発信機になっていた。支店内での位置情報、犯人グループに連行された際の追跡目的があった。

駅前ロータリー周辺は完全に閉鎖されていた。現場が爆破された際の破片飛散想定により、乗客の乗降は許されず、徐行通過運転とされていた。黒のスカートスーツを着た私だけが、ロータリーを歩いていた。駅舎の時計は『15:10』と表示されていた。
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