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2026 人質交換を託された女
第2章 大役
背後の男が呟いた。
「ここに来たことがあるのか…?」と。
「いえ…初めてですが…先程通り抜けた際に場所は確認しています…」と追及は避けていた。
会議室は6人が座れる部屋で、お昼休憩時は女子職員がこの部屋でよく食事をしていた。
部屋の扉が閉められ、1人になった。その機会を逃がさず、私は口を開いた。
「行員の姿は見当たりません…」
しばしの沈黙が続いた後、「了解した…」と返事が返ってきた。
「あと考えられるのは…更衣室とATM機械室だ…ATMの背後にあって、キャッシングマシーンをメンテする空間だ…それほど広くない…それ以外だとしたら…いったいどこだ…?」
私も先輩も、まさかトイレにいるはずがないとは考えていた。そんな不衛生で、狭い空間に行員を閉じ込められるわけがないと分かっていた。イヤホンから聞こえる声から、こちらにもイライラが伝わってくる。
「ここに来たことがあるのか…?」と。
「いえ…初めてですが…先程通り抜けた際に場所は確認しています…」と追及は避けていた。
会議室は6人が座れる部屋で、お昼休憩時は女子職員がこの部屋でよく食事をしていた。
部屋の扉が閉められ、1人になった。その機会を逃がさず、私は口を開いた。
「行員の姿は見当たりません…」
しばしの沈黙が続いた後、「了解した…」と返事が返ってきた。
「あと考えられるのは…更衣室とATM機械室だ…ATMの背後にあって、キャッシングマシーンをメンテする空間だ…それほど広くない…それ以外だとしたら…いったいどこだ…?」
私も先輩も、まさかトイレにいるはずがないとは考えていた。そんな不衛生で、狭い空間に行員を閉じ込められるわけがないと分かっていた。イヤホンから聞こえる声から、こちらにもイライラが伝わってくる。

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