この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
2026 人質交換を託された女
第1章 プロローグ
もし私が事件発生時に中にいたら、こんなことになっていなかった…と考えていた。女性行員が人質となっていると事実は、私の胸をひどく締め付けていた。彼女たち1人1人の顔が恐怖に怯え、体を震わせている姿が頭に浮かんでいた。

「起きてしまったことは仕方のないこと、と考えるんだ…」
先輩が私の表情を読んでいた。
「はい…」

「そんな華奢な体で…どうやって銃を持った奴らと戦えるんだ…?」
彼は少し微笑んでいた。

「弱そうに見えますよね…」と私も意味ありげに頬を緩ませていた。

「覚悟はできたか…」
そう私に尋ねてくる先輩の目は鋭かった。

「何の覚悟ですか…?」と表情を険しくし、素早く返した。
そして私は腕時計と警察手帳をそっと外し、先輩に手渡した。

身に着けていた物を託すという意味を理解した彼は、言葉を詰まらせてしまう。

「本名を明かしたくないだけですから…本部にもそのようにお伝えください…」と付け加えた。
腕時計にはイニシャルが刻印されていたからだ。私の身元を特定できる所持品は、もう身に着けていなかった。
/31ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ