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闇夜を彩るアラベスク
第4章 かに座の男
下も触って欲しくて乳房に顔を埋める彼と視線をあわせても、微笑えむだけで、もどかしくて苦しい。
「お願いっ…」
下も触って。そう言いかけて美冬は口をつぐんだ。
あくまでも、強制的に体を弄られているのだから、もっと気持ちよくさせて欲しいなんて口が裂けても言えない。
「うわあぁ、もう股間がぐしょぐしょじゃん…」
そう言われて、触ってもらえる事を期待して、疼きまくるアソコは、愛液を垂れ流しながらヒクヒクと激しく蠢いた。
「ねえ…」
思わずおまんこも舐めてと言いかけて、美冬は慌てて口をつぐんだ。
途端にきゅうっと乳首を摘まれたまま深く口付けられて、頭が真っ白になった。
「おまんこ、舐めて欲しいんだろ?正直になりなよ」
そう言って悪戯っぽく微笑むと、彼は容赦なく美冬のおまんこにしゃぶりついた。
待ちに待ったクンニ…
両手で口を押さえてはいるものの、あまりの気持ちよさに「むうぅぅっ!!」とあえぎ声を漏らした。
美冬のおまんこは味は薄く、匂いも微香だった。
『舐めやすいおまんこだ…』
入浴もしていない洗っていないおまんこ…まるで男に舐められるためのおまんこだと言っても過言ではなかった。
姉である美春のおまんこは匂いがきつい。
姉妹でもこんなに味わいも芳香も違うのかと、女体の神秘に道彦は驚かされる。
指で膣口を拡げて奥まで覗き込んでみたが、常夜灯のみの仄かな灯りではぽっかりと穴があるだけで奥のヒダヒダも色合いさえ確認できなかった。
ただ、男の二本指を軽々と呑み込んだ事から美冬が処女ではないことだけは確認できた。
「今まで何人くらいとシタ?」
「前の彼氏とだけだよ」
「前の彼氏?じゃあ、今はフリーなんだ?
そいつとヤった時も、ちゃんとゴムを着けさせてたの?」
「うん。だって妊娠したくなかったから」
「そいつ、生で入れたいって言わなかった?」
「言わなかったわ」
少し期待が外れた。
かなりの美貌でヤリまん女の雰囲気のある美冬だから、きっと数々のエロプレイを知り尽くしていて、今夜も道彦を官能の渦に巻き込んでくれるものだと想像していた。
だが、実際は派手な容姿とは真逆で、ノーマルなセックスしかしてこなかった初心(うぶ)な女そのものであった。

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