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『間違い』電話
第5章 『侵襲』
「尚子さん…旦那さんに…悪いよ…」
「え~旦那なんて、私が何してるかなんて気にも止めやしないもの!」
「そうじゃなくてさ…」
察してるのか…天然なのか…
ただ一つ言える事は…
尚子に逆らえない状況が、いつの間にか出来上がってしまっている。
「賢…さん…」
甘えた声で…ねだられる。
会社の人…居ないよな…。
チラリと回りを確認した。
「頬で…いい…?」
「え~お口がいいなぁ~」
クッソ…苛立だしさが湧いてくる。
「会社の連中が居るかもしれないから…」
「ふふ~彼女って言っちゃえば大丈夫だよ~」
…お話に…ならない…。
とっとと済ませて、離れよう。
「分かった…目を閉じてよ」
「ふふ…は~い!」
微笑みながら、尚子は瞼を閉じる。
「え~旦那なんて、私が何してるかなんて気にも止めやしないもの!」
「そうじゃなくてさ…」
察してるのか…天然なのか…
ただ一つ言える事は…
尚子に逆らえない状況が、いつの間にか出来上がってしまっている。
「賢…さん…」
甘えた声で…ねだられる。
会社の人…居ないよな…。
チラリと回りを確認した。
「頬で…いい…?」
「え~お口がいいなぁ~」
クッソ…苛立だしさが湧いてくる。
「会社の連中が居るかもしれないから…」
「ふふ~彼女って言っちゃえば大丈夫だよ~」
…お話に…ならない…。
とっとと済ませて、離れよう。
「分かった…目を閉じてよ」
「ふふ…は~い!」
微笑みながら、尚子は瞼を閉じる。