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第5章 『侵襲』

「じゃあ…戻るから…」


「うん……賢さん」


ドキッ！


次は何を言い出すんだ？


「次は…いつ会えるかな？」


なっ…やっぱり！


「そう…だな…予定確認するから…」


「うん！連絡ちょうだい！」


「…分かった…」


内心連絡なんかするつもりは無かったが…


「賢さんっ！」


見透かされたのか！


「な…に？」


「お弁当…食べてくれて…有難う…」


尚子は少し、悲しそうな顔をしていた…。