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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第106章 裏切りの重奏
ところが、夫がそうして会社で血の涙を流すような思いをしている真っ最中、当の澪は、雄一や鬼頭の思惑をも大きく超えて、ホテルのバスルームで時雨崎の熱い愛撫を受けていた。
「ん、あぁっ……! り、律弥くん……そこ、だめぇ……っ」
シャワーの温水に打たれながら、時雨崎のしなやかな指先が澪の敏感な肌を容赦なく愛撫していく。澪の口からは、本人の意志とは裏腹に甘い喘ぎ声が次々と溢れ出た。その淫らな鳴き声が、若い時雨崎の独占欲を刺激し、彼をまた大いによろこばせていく。
一度は断ろうとした澪だったが、全身を包む熱い水流と、二十歳の猛る欲望に正面から組み伏せられたことで、内側の雌としての本能が完全に目覚めてしまった。身体の奥から湧き上がる疼きに、もう我慢ができなくなる。
「あ、あっ……もう、欲しい……っ、律弥くん、頂戴……っ」
澪は熱い吐息を漏らしながら、時雨崎を狂わせるような言葉を口にした。
「ゴムはいらないから……っ、そのまま来て……!」
避妊リングがあるという絶対的な安心感と、背徳の快楽に完全に支配された澪は、自らシャワー室の壁に濡れた手を突き、お尻を時雨崎のほうへと高く突き出すようにして彼を誘った。
「澪さん……っ!」
時雨崎は、澪の身体から発せられる濃厚なフェロモンに抗うすべもなく、導かれるようにして、その後ろから猛り狂うペニスを真っ直ぐに突き入れた。
熱い粘膜が隙間なく合わさり、生のまま奥深くへと繋がった瞬間、澪はたまらず歓喜の声を上げた。
「ひゃあぁぁうっ……!! すご、すごい……っ、生で、ぜんぶ入って……っ、んんぅーっ!」
それは、コンドームという薄皮一枚の障壁すら存在しない、生ならではの剥き出しの熱感と、ダイレクトに肉が擦れ合う圧搾感がたまらなかったからだ。澪は壁にしがみつきながら、若者の容赦ない突き上げをその身に受け止め、再び快楽の渦へと引きずり込まれていった。
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