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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第112章 消えゆく抗い、非情の中出し宣告
部屋の中央には、二人の身体を容易に受け止める巨大なキングサイズのベッドが静かに待ち構えていた。これからその上で繰り広げられるであろう、逃げ場のない略奪の時間を象徴するかのような存在感に、澪の心臓は激しく波打った。
真壁はベッドの脇で澪の華奢な肩を抱き寄せ、立ったままその身体を正面から強く抱きすくめた。そして、抗う隙を一切与えない強引さで、自らの顔を近づけて強引に唇を重ねてきた。
「ん……っ!」
澪は顔を背けようと首に力を込め、歯を固く食いしばって頑なに口を開こうとはしなかった。唇を密着させられたまま、せめてもの抵抗として心を閉ざし、真壁の侵入を拒む。
その頑なな抵抗に気付くと、真壁は強引に唇を押し付けたまま、鼻を鳴らしてふっと笑うような気配を見せた。そして、耳元に顔を寄せ、低く甘い、だが決定的な脅迫を含んだ声で囁いた。
「無駄な抵抗はよしなよ、澪。俺の機嫌を損ねないほうが、君にとっても、君の会社にとってもいいはずだろ? 賢い君なら、どうするのが正解か分かっているはずだ」
真壁の容赦のない現実的な脅しが、澪の脳裏に鋭い痛みとなって突き刺さる。 ここで彼を怒らせれば、すべての犠牲が水の泡になる。自分が今この場所にいる理由を突きつけられ、澪は絶望の中で全身の力を失っていった。
「……っ……」
抗う術を奪われた澪は、諦めとともに、仕方なく真壁の唇を受け入れるために、ゆっくりと、固く閉ざしていた口元を割り、その侵入を許した。
待ってましたとばかりに、真壁の熱く濡れた舌が滑り込んでくる。澪の口内をねっとりと這い回り、隅々までを執拗に貪るような蹂躙が始まった。意思を介さない暴力的な口づけが、生々しい濡れた音を伴って静まり返った寝室に響き渡る。澪はただ目をつむり、自分の魂がどこか遠くへ消えていくのを祈るように、長く耐え忍び続けた。
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