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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第26章 壁一枚の地獄
そして、その時は訪れた。
「あ……っ、いやぁぁぁあ!! ……入れないで……っ、そんなの、ダメ……っ!!」
ひときわ高く、張り裂けるような澪の悲鳴が壁を越えて雄一の脳髄を貫いた。 それは、最期の防波堤が決壊したことを知らせる絶叫。その直後、声は籠もった悲鳴へと変わり、肉体と肉体が激しくぶつかり合う重い音が響いた。かつて何度も繰り返された汚辱の記憶が、今、再び更新されたのだ。挿入されたことは、その一音だけで明確だった。
「……っ、ん、あ、あぁぁ……っ、……だめ、……ひっ、……あ、あああああぁぁっ……!」
挿入された後も、澪の必死な、そして絶望的な抵抗の声は続いた。しかし、その声はもはや純粋な拒絶ではない。激しく突き上げられる衝撃に、どうしても混じってしまう甘い喘ぎ。
「やだ、……やめてっ……っ、あああぁっ! ……あ、あ、……ん、んんぅっ……!」
「嘘……こんなの、……嘘よ……っ、は、ぁぁ……あ、……ぁんっ!」
「ひっ、……あ、あ、……だめ、……いい、……っ、よくない、の……っ、あぁあああっ!!」
嫌悪と快楽が入り混じった、ドロドロとした色気を持つ声が、いつまでも止むことなく隣室から響いてくる。拒絶の言葉を口にしながらも、その語尾は甘く蕩け、強制的な律動に従順に跳ねているのが分かった。
雄一は、妻が他人の男に貫かれ、その男の色に染め上げられていく悍ましい現実を、逃げ場のない聴覚で受け止め続けた。どれほど耳を塞いでも、壁を伝う振動が彼の脊髄に直接絶望を刻み込んでくる。隣から届く、肉と肉がぶつかり合う湿った音と、妻の理性が崩壊していく喘ぎ声。それが今の彼の世界のすべてだった。
やがて、二十分ほどの時間が過ぎた頃、皮肉にも薬がその効力を発揮し始めた。 飲み慣れない強い成分が、雄一の過敏になった神経を泥のように塗り潰していく。激しかった動悸が遠ざかり、あんなに鮮明だった澪の「声」が、深い水の底で鳴っているようにぼやけ始めた。
雄一の意識は、妻が今この瞬間も隣で凌辱の限りを尽くされているという事実を抱えたまま、抗いようのない深い眠りの中へと、ゆっくりと沈んでいった。
「あ……っ、いやぁぁぁあ!! ……入れないで……っ、そんなの、ダメ……っ!!」
ひときわ高く、張り裂けるような澪の悲鳴が壁を越えて雄一の脳髄を貫いた。 それは、最期の防波堤が決壊したことを知らせる絶叫。その直後、声は籠もった悲鳴へと変わり、肉体と肉体が激しくぶつかり合う重い音が響いた。かつて何度も繰り返された汚辱の記憶が、今、再び更新されたのだ。挿入されたことは、その一音だけで明確だった。
「……っ、ん、あ、あぁぁ……っ、……だめ、……ひっ、……あ、あああああぁぁっ……!」
挿入された後も、澪の必死な、そして絶望的な抵抗の声は続いた。しかし、その声はもはや純粋な拒絶ではない。激しく突き上げられる衝撃に、どうしても混じってしまう甘い喘ぎ。
「やだ、……やめてっ……っ、あああぁっ! ……あ、あ、……ん、んんぅっ……!」
「嘘……こんなの、……嘘よ……っ、は、ぁぁ……あ、……ぁんっ!」
「ひっ、……あ、あ、……だめ、……いい、……っ、よくない、の……っ、あぁあああっ!!」
嫌悪と快楽が入り混じった、ドロドロとした色気を持つ声が、いつまでも止むことなく隣室から響いてくる。拒絶の言葉を口にしながらも、その語尾は甘く蕩け、強制的な律動に従順に跳ねているのが分かった。
雄一は、妻が他人の男に貫かれ、その男の色に染め上げられていく悍ましい現実を、逃げ場のない聴覚で受け止め続けた。どれほど耳を塞いでも、壁を伝う振動が彼の脊髄に直接絶望を刻み込んでくる。隣から届く、肉と肉がぶつかり合う湿った音と、妻の理性が崩壊していく喘ぎ声。それが今の彼の世界のすべてだった。
やがて、二十分ほどの時間が過ぎた頃、皮肉にも薬がその効力を発揮し始めた。 飲み慣れない強い成分が、雄一の過敏になった神経を泥のように塗り潰していく。激しかった動悸が遠ざかり、あんなに鮮明だった澪の「声」が、深い水の底で鳴っているようにぼやけ始めた。
雄一の意識は、妻が今この瞬間も隣で凌辱の限りを尽くされているという事実を抱えたまま、抗いようのない深い眠りの中へと、ゆっくりと沈んでいった。

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