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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第29章 白昼の裏切り生絶頂
(だめ……でも、あの熱さが……。もし中で出されたら……でも、鬼頭さんは外に出すと言ってくれている……)
葛藤すればするほど、彼女の意識は鬼頭の存在に支配されていく。恐怖よりも、生身で繋がった時のあの爆発的な悦楽への期待が、じわじわと、しかし確実に理性を塗り潰していった。 ついに澪は、熱い溜息とともに、最後の手がかりに縋るように声を絞り出した。
「……っ。それじゃあ、約束してください……。絶対に、中では出さないって……」
澪は、鬼頭の胸元に顔を向ける余裕もなく、震える声で条件を提示した。
「逝きそうになると出る、先走りの液も怖いんです……。だから、本当に逝きそうになるずっと前に、絶対にやめてください。……最後は、私の口で、責任を持って逝かせますから。それで、いいですか……?」
それは、自らの口を汚すことを引き換えにしてでも、最悪の結果だけは避けようとする、澪に残された最後の、そしてあまりにも脆い抵抗の形だった。
竹垣の向こうで息を止める雄一の目の前で、澪の指先から力が抜け、その背中が絶望と期待が入り混じった曲線を描いてしなり始めた。
澪はついに、自ら最後の一線を踏み越える決断を下した。
「……いいだろう。その約束、違えはしないよ」
鬼頭の低く満足げな声が、降伏した澪の耳元で響く。 澪は風呂の縁を掴む指先に、指関節が白く浮き出るほど力を込めた。生挿入を免れるために必死に口での奉仕を提案したはずが、結局は自ら条件を出し、生身で受け入れることを承諾してしまった。それは、夫である雄一に対する、弁明の余地のない決定的な裏切りであった。
雄一は、竹垣の隙間に顔を押し付け、網膜が焼けるような思いでその光景を直視していた。
(澪……! 本当に、入れてしまうのか……? 嘘だろ……)
昨夜の暴力とは違う。今は、澪自身の口から条件を提示し、自らの意思でその腰を鬼頭へと差し出している。その事実が、雄一の心を鋭いナイフで切り刻む。しかし、それと同時に、最愛の妻が別の男の熱を直接迎え入れようとする背徳の瞬間に、彼の心拍はかつてないほど激しく跳ね上がっていた。
葛藤すればするほど、彼女の意識は鬼頭の存在に支配されていく。恐怖よりも、生身で繋がった時のあの爆発的な悦楽への期待が、じわじわと、しかし確実に理性を塗り潰していった。 ついに澪は、熱い溜息とともに、最後の手がかりに縋るように声を絞り出した。
「……っ。それじゃあ、約束してください……。絶対に、中では出さないって……」
澪は、鬼頭の胸元に顔を向ける余裕もなく、震える声で条件を提示した。
「逝きそうになると出る、先走りの液も怖いんです……。だから、本当に逝きそうになるずっと前に、絶対にやめてください。……最後は、私の口で、責任を持って逝かせますから。それで、いいですか……?」
それは、自らの口を汚すことを引き換えにしてでも、最悪の結果だけは避けようとする、澪に残された最後の、そしてあまりにも脆い抵抗の形だった。
竹垣の向こうで息を止める雄一の目の前で、澪の指先から力が抜け、その背中が絶望と期待が入り混じった曲線を描いてしなり始めた。
澪はついに、自ら最後の一線を踏み越える決断を下した。
「……いいだろう。その約束、違えはしないよ」
鬼頭の低く満足げな声が、降伏した澪の耳元で響く。 澪は風呂の縁を掴む指先に、指関節が白く浮き出るほど力を込めた。生挿入を免れるために必死に口での奉仕を提案したはずが、結局は自ら条件を出し、生身で受け入れることを承諾してしまった。それは、夫である雄一に対する、弁明の余地のない決定的な裏切りであった。
雄一は、竹垣の隙間に顔を押し付け、網膜が焼けるような思いでその光景を直視していた。
(澪……! 本当に、入れてしまうのか……? 嘘だろ……)
昨夜の暴力とは違う。今は、澪自身の口から条件を提示し、自らの意思でその腰を鬼頭へと差し出している。その事実が、雄一の心を鋭いナイフで切り刻む。しかし、それと同時に、最愛の妻が別の男の熱を直接迎え入れようとする背徳の瞬間に、彼の心拍はかつてないほど激しく跳ね上がっていた。

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