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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第31章 壁越しの虜化
澪の喉を掻き切るような悲鳴が壁を貫き、雄一の自尊心を粉々に砕く。一回目の絶頂。しかし、衝撃音は止まない。それどころか、壁が微かに振動し、より深く、より無慈悲なリズムへと変わっていく。
「ぁ……、……ぁぁああああっ! ……だめ、……だめぇっ、……まだ、……動かさないでぇっ! ぁ、……ぁ、……んんんっ! ……あ、……あぐっ、……奥が、……奥が壊されるぅっ!! ……雄一さん……っ、助けて……っ、私、……鬼頭さんの……虜になっちゃう……っ、許して……あぁぁっ!」
壁越しに聞く雄一の耳には、彼女が鬼頭の暴力的な快楽に完全に屈服しつつある様子が手に取るように分かった。重い衝撃音がリズミカルに畳を震わせ、その振動が雄一の膝から伝わってくる。
「あ、……あぐ……、……はぁ、……はぁっ……! くるしい……っ、……やめて……もっと、……あぁっ、違う、……もっと……なんて……っ! あぁあああっ! ぐりぐりって……っ、そこ……だめぇぇっ!!」
鬼頭の嘲笑混じりの低音が響くたび、衝撃音は激しさを増す。時間は無情に過ぎ、雄一が壁に耳を当ててからどれほど経っただろうか。澪の喘ぎは、もはや人間の言葉としての体をなさない、ただ純粋な悦楽の咆哮へと変わっていった。
「……ぁ、……あぐっ、……ぁ、……あぁぁぁぁっ!! ……あ……、あ……、あ……、ぁあああああっ!! ……もう、……だめ、……雄一さん……っ、私、……戻れなく……なっちゃう……っ! ……嫌、……嫌なのに……もっと……っ、もっと奥までぇぇぇっ!!」
自ら快楽を強請るような澪の叫びが聞こえ、鬼頭もまた獣のような低い唸り声を上げた。
「――ッ、……くっ、……澪、……出すぞ……!!」
鬼頭の動きが限界まで加速したのか、肉のぶつかり合う音が「ドッドッドッ」と重く連続し、壁から伝わる振動が雄一の身体を絶望で貫く。
「あ、……あぐ、……ぁああああああああああああっ!! ぁあ、……ぁあ、……逝くぅっ、……また……逝っちゃうぅぅぅっ!! ぁ、……あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
澪が二度目の、そして先ほどよりも遥かに深い絶頂を迎え、荒い吐息と共に何かが夜具に沈み込むような重い気配が伝わってきた。それと同時に、鬼頭もまた壁を震わせるほどの野太い咆哮を上げ、雄一の知らない場所で、その熱いすべてを放ったようだった。
「――っ、う、……うおぉぉぉぉぉあああああっ!!」
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