この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第55章 去らざるを得ぬ夫、求愛に抗えぬ妻
触れ合う寸前だった宇佐美の唇から、澪は引き剥がされるようにして顔を背けた。激しい快感の残滓で肩を上下に揺らしながら、彼女の瞳に急速に現実の光が戻っていく。
「あ……、雄一、さん……っ」
その声は震え、涙とともに零れ落ちた。さっきまで頭の中を埋め尽くしていた甘美な狂気が嘘のように引き際を迎え、代わりに底なしの罪悪感が彼女の胸を締め付ける。夫の目の前で、他の男の肉体に完全に屈服し、あろうことかその男の子どもを望む空間に身を置いてしまった。その取り返しのつかない現実の重さに、澪の身体はガタガタと震え始めた。
唇を拒まれた宇佐美は、一瞬だけ痛ましいほどに傷ついた表情を浮かべた。しかし、澪のなかで夫への想いが完全に息を吹き返したことを悟ると、彼の瞳に焦燥と歪んだ情熱が再び宿る。
「澪さん……どうして……っ。鴫原さんの声なんか聞かないで、俺だけを見てって言ったじゃないですか……っ!」
宇佐美は、繋がったままの熱い塊を、澪を逃がさないと言わんばかりにさらに奥深くへと突き入れた。
「ひゃあぁっ……! だめ、もう、だめぇっ……!」
澪は悲鳴のような喘ぎ声を上げ、必死に首を振った。しかし、開発され尽くした彼女の内奥は、宇佐美の容赦ない突き上げに対して、意思とは裏腹に再びトロンとした愛液を溢れさせ、ギチギチと吸い付いてしまう。
その様子を冷ややかに見下ろしながら、神楽坂が壁の時計をあごでしゃくった。時計の針は、まもなく夜の10時を回ろうとしている。
/1136ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ