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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第68章 自ら跨る不貞の人妻 さらなる征服を求めるオス
一方、静まり返った自宅の薄暗いリビング。 ソファに深く腰掛けた雄一は、手の中のスマートフォンから流れる真壁の勝ち誇った宣言と、それに続くあまりにも淫らな映像、そして神楽坂の残酷な解説を目にした瞬間、全身の血液が逆流するような強烈な衝撃に襲われていた。
『……もちろん旦那なんかでもない。俺だけのものになったんだ……っ!』
スピーカーから漏れ出す真壁の尊大で下卑た声、臨場感を伴って響く肉体衝突の重く湿った音。そしてそれに呼応するように、夫である自分を完全に格下として切り捨て、他の男の肉体と支配に心まで屈服したかのように鳴く妻の艶っぽい喘ぎ声。さらには、互いの唾液をいやらしい糸のように引き合わせ、それを「美味しい」と愛をこめて囁きながら、何度も何度も飲み干していく妻の姿。
「くっ……!」
雄一は胸を痛烈に抉られるような苦しみに身悶えし、スマートフォンの画面を凝視する指をきつく震わせた。爪が肉に食い込み、白くなるほどに拳を握り締める。 これが作戦であることは百も承知だった。宇佐美を欠いた絶望的な戦況の中で、真壁と織部を内側から完璧に分断し、自滅させるための澪の命がけの「演技」なのだと、頭では何度でも理解していた。現に、動画の隅に一瞬映った織部の、魂を抜かれたような絶望の表情が、澪の知略の完全な勝利を物語っている。
しかし、理屈でどれほど納得しようとも、一人の男としての、夫としての本能的な独占欲と嫉妬心は、網膜に焼き付く生々しい映像によって容赦なくすり潰されていた。自分以外の男の分泌物に塗れ、その男のモノになりたいと懇願し、その味を絶賛する妻の生々しすぎる現実。互いをつなぐ唾液の糸という淫蕩極まるビジュアル、そして夫である自分が完全に排除され、入る隙すら残されていないという神楽坂の指摘は、雄一の心の奥底にあるもっとも脆い部分を容赦なく踏みつぶしていく。
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