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運動神経の鈍い女は騎乗位が下手
第1章 ねぇ、知ってる?
 3

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 わたしは、上下動のスピードを、更に上げていく――

「あっ、んっ、はっ、んっくっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 もう少しでイケそうだ――

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 更に加速していく…

 怒張が、子宮の奥に当たり、絶頂感の扉をノックしてくる…

「ああっん、いい、あ、あぁ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「っく、あぁぁ…」

 正に、絶頂感に……

「うっ、あっ、くっ」

 その時…
 彼の両手が、腰を掴み…

「あっ、や、ヤバっ、ち、ちょっとっ」
 彼は悲鳴を上げながら、わたしの腰を掴み、必死な形相で、上下動を止めてきたのだ。

「えっ、あっ、な、なにぃっ」

「あ、い、いや、そのぉ…」

「もおっ、なによぉっ」
 彼の、その表情を見れば分かるのだが、わたしは、あと少しで、というタイミングで止められてしまったので…
 イラつきと、一瞬で、エス的な衝動が沸いてきてしまった。

「もおっ、ちょうどいいタイミングでぇ」
 わたしは、そうキツめに言いながら、再び、腰を上下動させようと膝を浮かすと…

「あっ、いや、ま、待ってっ」
 焦燥の表情を浮かべ、彼は、哀願の声を漏らす。

「え、待ってって?」
 分かっている…
 だけど、エスのスイッチが入ってしまったわたしは、イジらずにはいられない。

「あ、いや、だから、そのぉ…」

「だからぁ、何よぉ…」

「や、ヤバかったんだよ…」

「ヤバいって何よ?」

「も、漏れそうに…さ……」
 まるで涙目…
 彼はそんな情けない目を向けてくる。

「え、もうなのぉ」

 イジらずにはいられない――



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