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チャラい男とシルビアの思い出
第1章 騙される女も悪い?
国産のスポーツカーの旧車が海外で人気とのことで、国内の中古車の在庫が払底しているらしい。

スカイラインGTRの最終モデルは言わずもがな、マツダのRX7や日産のシルビアまでもが、価格高騰どころか、カネを積んでも日本では手に入らないとか。

海外での人気の理由はあの映画だ。
ポール・ウォーカーが亡くなってから私はすっかり見なくなったが、シリーズが今でも続いている「ワイルドスピード」が日本の旧車スポーツの人気の火付け役だという。

シルビアといえば、私が若い頃、ヤンチャな奴がよく乗っていたイメージがある。知り合いのUというチャラい男もシルビアが愛車だった。

ほどほどにイケメンで、かつチャラいUは、女にモテた。ん十年前の当時、チャラい感じで私に語ってくれたこんなエピソードを今でも覚えている。

ドライブ先でナンパした女といい感じになって、シルビアに乗せてホテルへ行き、セックスした。フィニッシュの後、コンドームが外れていたのに気づいたが、どうせ一回限りの女だからと、素知らぬフリでホテルを出た。

「中出しされた彼女、気づかなかったのか?」

私が尋ねると、

「平気っすよ。気づかなかったみたいです。前にも同じ経験があるんで」

Uはチャラそうに笑いながら答えた。
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