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お題小説第4弾「次の夏に、また会いましょう」
第4章 次の夏に、また会いましょう
「ありがとう。もう、ここまでで大丈夫…」

夏祭りが終わり、
僕は純を家まで送るといってここまで来た。

住所によると、家はまだこの先のはずだけど、
純はここまででいいと言う。

「蒼真、もう帰るんだよね?」
純が、聞いてきた。
「う、うん…」

さすがに、もう1日泊めてくれとは言えないと思った。

「そっか…
 あ、…あのさ!」
純が何かを言いかけた。
でも、僕が、何?、と聞いても、その後の言葉は続かなかった。

ぎゅっと一回唇を噛んだけれども、
やっぱり何も言わなかった。

「純?」
「あ…うん、
 また、ね」

小さく、彼女が手を振る。

いよいよ、お別れだ。
そう思うと、とても、名残惜しい。
それは純も同じなのかもしれない。

「うん、また…」

それは、僕らのいつもの約束だった。

「また…次の夏に、会おうね」
そう言って、純が笑った。
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