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『居候と人妻 真弓』浪人生と人妻のセックス三昧な日々
第24章 24話
「「カンパーイ!」」
真弓にとっては久しぶりの酒。
よく冷えたビールを喉に流すと、身体にアルコールが染みていくのが分かる。
「はァ……」
「ビールってそんなに美味しいものなんですか?」
「うん、美味しいよ。……ちょっとだけ飲んでみる?」
真弓はそう言って拓実にビールの缶を渡した。
「じゃあちょっとだけ……」
ゴクゴク……と喉を鳴らしてビールを飲む拓実。
「ぷはァ……これ、美味しいですね。」
「うふふ、拓実君、お酒好きになりそうだね。」
「実は高校の頃にも友達の家でちょっとだけ飲んだ事があるんです。でもその時はただ苦いだけで正直不味いと思ったんですけど、今飲んだら不思議と美味しいですね。」
「味覚が大人になったって事だよ、きっと。」
「そうなんですかね。」
「それ、残りも飲んでもいいよ。」
「いいんですか?」
「今日くらいはいいんじゃない?誕生日だし。」
ビールの美味しさに感動している拓実の表情を見ていると、やっぱりまだ少し子供っぽさを感じる。
身体はしっかり大人になっているのに、表情だけは初々しくて、可愛らしい。
きっと若い拓実はこれから大人になっていく過程で、経験する全てが新鮮に感じるのだろうし、その度にこんな表情をするのだろう。
なんだかそんな拓実の初々しさが愛おしく感じてしまう。
それは親子でも姉弟でもない、そして恋人でもない、不思議な愛おしさ。
アルコールが入った身体が少しだけ熱い。
真弓がお酒を飲みたくなったのは、これから拓実とする事を考えて少し緊張していたからなのかもしれない。

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