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美蛙
第2章 年月日が経ち。。。
美夢が手を差し出すと

「何?」

そう言って輝咲はあんと口を開け、あんこトーストを食べようとしたが

「やっぱりママのちょうだい」

あんこトーストを輝咲から奪うようにして取り、サクッとトーストを噛んだ。

輝咲はため息をつき

「何なの?」

美夢はトーストを頬張りながら

「今日、バイトだから帰るの夜」

「そんなこと聞いてない」

「聞いたじゃん。何時に帰るかって」

「話がチグハグになってる。何でママのトーストを食べたの?って聞いたの」

「マーマレードを塗るのめんどくさくなって」

三分の一くらいになったトーストを輝咲に返すと

「じゃあ行ってくるね」

輝咲は歯型に食いちぎられたトーストを見つめながら

「気をつけてね」

玄関から「はーい!!」と声がして、バンッとドアが閉まった。

「バイト。。。か。。。」

輝咲はテーブルに置かれたマーマレードの蓋を開け、美夢が食べるはずのトーストを手に取った。





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