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東北バスツアー、私たちは見てしまった
第2章 土湯温泉のM旅館
そして、三日目の夜、土湯温泉のM旅館で、あの出来事は起こりました。
時刻は午前零時を過ぎていました。夫と私はバーから部屋に戻ろうと廊下を歩いていると、薄暗い中を一人の人影が歩いてくるのが見えました。背の高い、少年のシルエット——邦夫くんでした。彼は何かを考え込むようにうつむき、離れにある露天風呂へと向かっていきます。
「この時間帯は男性専用」という札がかかったその露天風呂に、邦夫くんが入っていくのを確認した直後、私たちはもう一人の人影に気づきました。足音を殺し、邦夫くんの後を追うように歩く雪乃さんです。彼女は入口の札をすばやく外し、代わりに「只今清掃中」と書かれた札をかけます。そして、音もなく脱衣所に消えていきました。
夫と私は顔を見合わせました。「おい、あれはなんだ」夫の声には困惑がにじんでいました。私は「しっ」と指を唇に当て、音を立て無いように入口を潜り、脱衣所に忍び込むと、雪乃さんが帯を解くのももどかしそうで、それを脱ぎ捨てると、ブラもパンティも千切るように取り去り、露天風呂に入っていきました。
時刻は午前零時を過ぎていました。夫と私はバーから部屋に戻ろうと廊下を歩いていると、薄暗い中を一人の人影が歩いてくるのが見えました。背の高い、少年のシルエット——邦夫くんでした。彼は何かを考え込むようにうつむき、離れにある露天風呂へと向かっていきます。
「この時間帯は男性専用」という札がかかったその露天風呂に、邦夫くんが入っていくのを確認した直後、私たちはもう一人の人影に気づきました。足音を殺し、邦夫くんの後を追うように歩く雪乃さんです。彼女は入口の札をすばやく外し、代わりに「只今清掃中」と書かれた札をかけます。そして、音もなく脱衣所に消えていきました。
夫と私は顔を見合わせました。「おい、あれはなんだ」夫の声には困惑がにじんでいました。私は「しっ」と指を唇に当て、音を立て無いように入口を潜り、脱衣所に忍び込むと、雪乃さんが帯を解くのももどかしそうで、それを脱ぎ捨てると、ブラもパンティも千切るように取り去り、露天風呂に入っていきました。

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