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東北バスツアー、私たちは見てしまった
第2章 土湯温泉のM旅館
まさに「欲情している」という言葉がぴったりな光景でした。雪乃さんは邦夫くんの浴衣を剥ぎ取ると、「お、おばさん……」と後ずさりする彼に、「いや、そんな呼び方……雪乃って呼びなさい」と優しく言い、自ら浴衣を脱ぎ捨てました。そして彼を布団に押し倒し、その上に跨がったのです。

「やめておけ」と言った夫も、身を乗り出してきました。私の首筋に、彼の生温かい吐息がかかります。私も異様に興奮し、思わず夫の腕をぎゅっと握りしめていました。気がつくと、雪乃さんが邦夫くんの陰茎を口に含んでいました。しかも、お尻を邦夫くんの顔の上に載せた、いわゆるシックスナインの姿勢で。当時はそんな言葉を知りませんでしたから、夫も私も初めて目にする光景でした。

襖越しとはいえ、わずか二メートルも離れていない至近距離で、雪乃さんは邦夫くんの陰茎をぺちゃぺちゃと舐め、両手で睾丸や肛門の周りを撫でていました。フェラチオが続きます。邦夫くんは露天風呂で射精したばかりなのに、「だめだよ、出る、出ちゃうよ……」と喘ぎ、目の前にちらつく雪乃さんの性器に顔を埋めることもなく身をよじりました。しかし雪乃さんは止めてくれません。それどころか首を激しく振り始めたので、邦夫くんは「あっ!」と声を漏らし、そのまま彼女の口の中に射精してしまいました。

私たちは声も出ませんでした。本当に童貞なのですね。邦夫くんは抜け殻のように横たわっていましたが、「寝ちゃだめよ」と雪乃さんが彼のお腹に跨がりました。そして、「揉んで」と言って、彼の手を自分の胸に当てがったのです。
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