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真夏の熟果-裂けて堕ちたザクロの緋い実
第7章 気づいた
葵ちゃんのママが

この頃のまま、加齢して、

少し太れば…。

今の私みたいな体形に

なるかもしれない…。

私も若い頃は、中肉中背だった。

結婚した当初、

167cm62㎏で、

スリーサイズは、

B88(D)-W62-H92だった。

ウエディングドレスを選ぶ際に、

計った数字だったから覚えていた。


娘がいるのに、

夫婦が互いに不倫して、

母が駆け落ちして、

夫が娘を育てた…。


私は駆け落ちをするつもりはないし、

娘を棄てるつもりもない。

それに、夫は不器用過ぎて、

不倫などするはずもないし、

したら、即バレるような性格。


でも、昨日から今朝に掛けての

彼らとの行為は…、『不倫』


葵ちゃんが、

どんな風に思っているのか

気になった。


もしかしたら、

昨夜、それについて

葵ちゃんが

何か言っていたかも

しれないけど…。

そうそう、

「既婚の分際で、他人棒を咥えてイク女の方が最低よ」

と、言っていたことを

思い出した…。

そう。既婚なのに、

夫以外の若い男子の…。

最低。。。間違いない。


「不倫…。最低よね…。私もそうだから、何も言えないわ」


それだけを私は書きこんだ。


「不倫?それは、違うぜ。mikaさんは、俺達の言いなりになるしかないだけで、自由意思でする不倫とは異なるんだぜ」


翔太が書き込んだ。


「そういうこと。mikaさんに選択の自由はない。俺達の囚われの女神なんだ」


壮太が続けて書き込んだ…。


「囚われの?」


葵ちゃんが

訊くように書き込むと、


「そうさ。俺達は、mikaさんの弱みを握っている。だから、俺達に逆らうことはできないのさ」


と、翔太が答えるように

書き込んだ…。

それはそう…。

昨日の朝の動画…。

アレが私の『弱み』

ということになっている。

実際、あの動画が

夫に知られるようなことが

あれば、

離婚ということに

ならないとも限らない。

夫は何と言っても、

杓子定規な性格だし、

理由の如何を問わず、

そういう方向に

向かう可能性は高いと思ったし、

私もバレたときは、

覚悟を決めるしかないと

思っていた。
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