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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
「簡単に…『獅子舞』の体勢を説明するね」

ここでマサキは、少し乱れたローブを脱ぎだす。

シュルッと素早く腰紐が解かれ、露わになった肢体は…正に『大人の男』

広い肩幅…
厚い胸板…
程よく鍛えられた筋肉…

それらがバランス良く備わって、ナツみたいな迸るエネルギーとは違って、ダンディフェロモンが醸し出されいる。

このセクシーさは、ヤナセの色気とはまた別物。

大人の魅力満載の、マサキ特有のものだ。

コウセイと旦那より少し年上なだけなのに…

マサキのこの魅力は、どこで培ってきたんだろうか?

一緒に働けるようになったら…
マサキの事も少し、教えて貰えるかな?

ガン見している私に小さく微笑み、マサキはタブレットの図説を見せてくれながら『獅子舞』の説明を始めた。

「男女共に両手で身体を支えながら、腰を使える対位なんだ…こうやってお互い後ろに手を付いて…女性は男性の肩に脚を掛ける…」

「はい…」

図では男女とも仰向けで肩より後ろに手を付き、例えるなら女性は『N字』、男性は『M字』みたいに見えた。

「この体位のメリットは…ピストン運動も円運動も出来るんだけど、挿入角度がキツくなるから膣の前壁を擦れるんだ」

「前壁…お腹の方ですね」

「そう…さっきの『本駒駆け』は後壁に当たっていたと思うけど」

「あっ…はい!そうでした!」

前壁と後壁…

改めて言葉にすると、とてもレッスンらしく感じる。

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