この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第12章 M Lesson 5回目

カチャカチャ…
白いティーカップに、オレンジ色の液体が独特の香りを漂わせる。
「ラプサンスーチョンです…中国が発祥の紅茶です…かなり特徴がある香りですが…ハマると癖になるみたいですよ…」
「そうなんですか…確かに…強烈ですよね…スモーキーな感じで…」
一口含むと渋みはキツくなく、むしろサッパリとする感じだ。
「確かに…かなりの癖が…でも美味しいです」
「少し薄めには淹れましたが…薬みたいな香りは、慣れるまでは鼻に衝きますけど…」
少し苦笑して頭を傾けるヤナセの髪が、サラリと落ちる。
表向きは強烈だけど…中身はソフトで美味しいか…
なんか四天王みたい…。
ん…今日もまさかの四天王?
順当に行けば、ハナブサ…確かに癖があるし!
ワタリより読めないかも!?
まさか…『紅茶の予言』!?
ジッとカップをガン見していると
「琴海様…昨日から研修組が参りましたので、宜しくお願いします…」
「えっ…はい…」
プルルルルルル!
レッスン開始のコールが鳴った…。
白いティーカップに、オレンジ色の液体が独特の香りを漂わせる。
「ラプサンスーチョンです…中国が発祥の紅茶です…かなり特徴がある香りですが…ハマると癖になるみたいですよ…」
「そうなんですか…確かに…強烈ですよね…スモーキーな感じで…」
一口含むと渋みはキツくなく、むしろサッパリとする感じだ。
「確かに…かなりの癖が…でも美味しいです」
「少し薄めには淹れましたが…薬みたいな香りは、慣れるまでは鼻に衝きますけど…」
少し苦笑して頭を傾けるヤナセの髪が、サラリと落ちる。
表向きは強烈だけど…中身はソフトで美味しいか…
なんか四天王みたい…。
ん…今日もまさかの四天王?
順当に行けば、ハナブサ…確かに癖があるし!
ワタリより読めないかも!?
まさか…『紅茶の予言』!?
ジッとカップをガン見していると
「琴海様…昨日から研修組が参りましたので、宜しくお願いします…」
「えっ…はい…」
プルルルルルル!
レッスン開始のコールが鳴った…。

