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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
徐々に潮吹きも収まると、セイジはソファーから立ち上がり

「琴海は少し横になってて」

身体を横たわらせて、近くにあったタオルで潮で濡れた床を拭きはじめた。

「セイジ…ごめんね…」

「はは!自然に乾くかもしれないけど、跡になるのもね…」

爽やかに笑って、掃除する姿にもトキメキそうになる。

ラブカル人気講師に、そんなことまでさせてしまってるなんて…なんともすみません…。

室内にあった洗面台で、セイジは手を入念に洗ってからソファーに戻ってきた。 

「琴海…身体辛くない?」

気遣って覗き込むセイジの顔は、最初の切なさはもう感じなくて、優しい微笑みを湛えいる。

良かった…いつものセイジだ…。 

「うん…大丈夫だよ…今日の潮吹きが一番気持ち良かったし…」

やっぱり大好きな人とすると、格別なんだな!

そう思って顔が綻ぶと、セイジの目が艶っぽく揺らめいて

「琴海…そんな可愛い事言うと…またさせちゃうよ…」

セイジにしては珍しく不敵に笑って、太腿を割って顔を埋めてきた。


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