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第15章 Lesson 休校

ねだる様に腰をグイグイと押し付けてしまうと

「はぁ…もうちょっと焦らしたかったのに…」

セイジはそう言って、頬に軽くキスをする。

「え…もう…ちょっとって…」

セイジって…結構Sだったんだぁ〜！

でも…まぁ…ナヤセやハヤト程じゃないけど…。

「琴海…こっち向いて」

「うん…」

セイジの甘い声に誘われるまま、おずおずと向き合う。

俯いていた顔を上げると…
なんだか泣きたくなる程、セイジは優しく微笑んでいた。

でも…

「琴海…乗って…」

「え…乗るの？」

セイジから騎乗位を言うなんて…
珍しいけど、何せ今はSモード。

「う…ん…」

ドキドキしながら、上向きに寝るセイジに跨がると…

欲しくて堪らなかったセイジの茎が雄々しく聳え勃ち、透明なゴム越しに浮き出て見える血管に、ドックンと自分の鼓動が高鳴ってきた。