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ラブカルチャースクール 2
第5章 Lesson 御来店
店長に注文を伝えると、ニコニコしながら

「はははぁ〜あの子たちがくると、同じ注文が増えるんだよ〜」

「へぇ〜いるだけで売上に貢献してくれるんですね…」

凄い!経済効果だわ!

「そうなんだよ…それで気に入ったら、また来てくれる人も居るからね…ブルマンだけは、中々頼まないけど…」

「あはは!少し敷居が高そうですしね」

そんなヤナセたちの裏話を聞ける時がくるなんて…
何か不思議な感じ…。

「はい…琴海ちゃん…アールグレイ2つだよ」

「分かりました!」

女性客に運び

「砂時計の砂が落ちたら飲み頃です…」

こうやって…手間隙かけて…
講師たちは、いつも紅茶を淹れてくれてるんだよね…。

もてなす立場になって、見えてくる事がたくさん増えた。

自然と笑みを浮かべてしまいながら、カウンターに戻ると…

ヤナセと目が合った…。

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