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ラブカルチャースクール 2
第5章 Lesson 御来店
「あっ…いえ……はい…」

エスパーヤナセに隠し事は出来ない…
正直に告白する。

「クス…そうですよね…すみません…態度は、ぶっきら棒ですが…信頼は出来る人物ですよ…」

「そうですよね…それは…伝わります…」

店長に対する態度や…
何より…さっきの紅茶への拘りだって…

丁寧だし…繊細なのかもしれない…。

だけど…あのギロリと光イーグルアイに睨まれると、捕まった小動物な気分になるのよ〜!

思わずワタリに咥えられて、ぶら下がってる自分を想像すると…
涙が滲んできてしまう。

不安そうな私にヤナセは、背丈が並ぶくらいにしゃがみ…

目線が同じ位置になる。

ドッキン!

「大丈夫です…琴海様なら、必ずワタリでも…他の講師でも…向き合っていけますよ…」

ヘーゼルの瞳が間近で、静かに揺らめいた。


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