この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁忌の鍵を外す夜【短編】
第2章 後日談




あの騒がしい婚約破棄の騒動から、数ヶ月が経った。

私は父の許しを得て屋敷を出て、白城と二人、静かな街の小さな邸宅で暮らし始めている。

彼はもう、私の執事ではない。けれど、今夜も私の入浴後に髪を乾かしてくれるのは、彼の役目だった。


ドライヤーの音が止まり、部屋に静寂が訪れる。

鏡越しに視線が絡み合う。もう、あの夜のような切なさはどこにもない。そこにあるのは、互いを深く慈しみ合う穏やかで熱い想いだけ。

白城はゆっくりと私の前に膝をつくと、私の両手を引き寄せ、指先に愛おしそうに口づけを落とした。


「……もう、手袋をしてあなたに触れる必要もないのですね」


低く、少し掠れた彼の声が鼓膜を震わせる。

白城の手が私の頬を包み込み、そのまま引き寄せられるように唇が重なった。


「ん……っ、白城……」


これまでの遠慮がちなキスとは違う、情熱に満ちた口づけ。

彼は私の肩を優しく抱き寄せ、互いの鼓動を感じながら、幾度も想いを確かめ合うように唇を重ねた。

白城は私を優しくエスコートし、二人で寄り添うように横たわった。至近距離で見つめ合う彼の瞳は、見たこともないほど深く、愛おしさに濡れていた。



/11ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ