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可愛い子には注意をっ!
第9章 突然の来訪者
凹んでるあたしを気遣ってるかはわからないけど、奏音の手が優しく頭を撫でる。




「ばっかじゃねーの?俺はそんなん、どうでもいいし。奈津にキスしたり、触れたりできれば十分。それに、俺は親が再婚して奈津と暮らすことになっても、姉なんて思ってねえし」




奏音の撫でる手があたたかくて、すごく心地良い。


あたし、奏音より年上なのに…なんかダメダメだぁ。


慰められてるしっ。

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