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悪癖とトラウマ
第3章 嵐吹く
「っはぁ…はぁっ…はぁっ…」
意識が現実に戻る。
こいつとのキスがファーストキスだった僕は
みっともなく息を切らした。
そんな僕を見て小出は笑った。
無邪気に。
妖艶に。
「わかった?」
おそらく僕が「意味がわからない」と言ったことに対してだろう。
「てめぇ…なにす…」
上手く呂律が回らない。
唇が痺れたみたいだ。
「なにって…わからない?あ、ファーストキスだった?」
このクソ野郎。
「ぶん殴ってやろうか…」
何で初対面の奴に唇を奪われた挙句初めてだと気づかれなければいけない。
「威勢がいいねえ…まあ、そーゆーことだよ」
どーゆーことだよ…
ていうかさ、こいつ…
キャラ変わってないか?
意識が現実に戻る。
こいつとのキスがファーストキスだった僕は
みっともなく息を切らした。
そんな僕を見て小出は笑った。
無邪気に。
妖艶に。
「わかった?」
おそらく僕が「意味がわからない」と言ったことに対してだろう。
「てめぇ…なにす…」
上手く呂律が回らない。
唇が痺れたみたいだ。
「なにって…わからない?あ、ファーストキスだった?」
このクソ野郎。
「ぶん殴ってやろうか…」
何で初対面の奴に唇を奪われた挙句初めてだと気づかれなければいけない。
「威勢がいいねえ…まあ、そーゆーことだよ」
どーゆーことだよ…
ていうかさ、こいつ…
キャラ変わってないか?