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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第3章 Water mark(波紋)
国内でも名の知られている一流企業の社長の感覚と一女子高生のそれは大幅にかけ離れているらしい。拓人はポルシェしか持ってないので、それなら電車で行こうと提案しても、時間の無駄だと取り合ってくれなかった。
「そうか? 別に盗んできた車じゃないんだし、構わないだろ」
と、当の拓人はまったく気にしていない。
―私が気にするんですってば。
と訴えたいところだが、これ以上、言っても仕方がないと悟り諦めた。