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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第2章 Sudduness(運命の狂った日)
よく磨き抜かれた廊下を辿り、応接室のドアを開ける。かなりの広さを持ったそこにはオーク材の重厚なテーブルといかにも座り心地の良さそうなソファが対になっている。広く取ったガラス窓は庭園に面していて、手入れの行き届いた庭が一望に見渡せた。
「お待たせしました」
わざとつんと顎を反らすようにして、ゆったりとした足取りで室内に入りドアを閉める。その拍子に複数の視線が一斉に自分に注がれるのが判った。